梅雨は、女性に多い天気痛に要注意!①さまざまな不快な症状

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佐藤純さん

医師・医学博士。愛知医科大学客員教授。愛知医科大学・学際的痛みセンターにて日本で唯一の天気痛外来を開設。天気痛ドクターとしてメディアでも活躍

また今日も、頭痛、だるさ、めまい…

それ、もしかしたら天気痛かも?

 

雨が降ると頭が痛い、気分が滅入ると感じるのは気のせいじゃなかった! 気圧の変化が招く"天気痛"とはいったい? なりやすいタイプや解決策を専門医が解説します。教えてくださるのは、医師・医学博士の佐藤純さんです。

こんな症状ありませんか?

●慢性の頭痛に悩まされている

●頭痛など体調の変化で天気がなんとなくわかる

●耳鳴りがしやすい。新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる (耳抜きが苦手)

●春や秋、梅雨など季節の変わり目に体調をくずしやすい

●乗り物酔いをしやすい

●過去に骨折やねんざなどのケガをしたことがある

●雨が降る前に眠気やめまいを感じることがある

●過去に大きな手術を受けたことがある(手術の痕がある)

●ストレスを感じやすい、もしくはストレスが多い生活を送っている

●普段から肩コリや腰痛、膝の痛みが ある

●暑い季節にはのぼせやすく、寒い季節には冷えやすい

●仕事はデスクワークが中心

●運動をする機会が少ない。これまで運動する習慣がなかった

●どちらかというと几帳面な性格

 

 

女性に多い天気痛。不快な症状は気圧が関係していた!

 

天気痛という言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか? 天気痛とは気圧の変化によって痛みやめまい、倦怠感などの不調が生じ たり悪化したりする症状のことで、名付け親は愛知医科大学・学際的痛みセンター客員教授の佐藤純先生。

 

「慢性的な痛みを訴える患者さんに話を聞くと、雨の日は頭がズキズキするとか、台風が近づくと関節が痛むなど、痛みが天気と連動しているケースがとても多いのです。でも、痛みは極めて個人的な感覚で他人には理解されにくい。怠けているとか気のせいだろうと言われ、つらくても我慢したり、鎮痛薬でしのいでいる人がほとんどなのです」

 

佐藤先生によると、天気痛の疑いがある人は推定1000万人以上! 「天気痛の症状で最も多く見られるのは頭痛。乗り物酔いのようなめま い、だるさや眠気、気分の落ち込みを感じる方も多いです。また、もともとある病気などが悪化するのも天気痛特有の症状ですので、過去にケガなどをした古傷の痛みがぶり返すこともあります」

 

さらに自律神経とも深い関係が。「自律神経の乱れは痛みや精神面に影響を及ぼし、天気痛の引き金になるので、ストレスが強い人や運動不 足の人、体温調節がうまくいかない人も要注意。天気痛患者の多くは女性です。春から梅雨、台風の多い秋など気圧の変化が激しい季節は特に 気をつけて体調を観察しましょう」

 

次回は、天気痛が起こるメカニズムについて教えていただきます。

 

イラスト/ヤマグチカヨ  構成・原文/矢沢美香(STRIPE)

 

 

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