素敵女医の〝眼瞼下垂〟くい止め術⑦外科医と眼科医の本音とは?


眼瞼下垂 どうする?

 

切る派形成外科医と、切らない派眼科医の鼎談

 

眼瞼下垂の治療法にはいろいろあります。手術ひとつとっても、症状によって「切らない手術」「切る手術」が。今回は、外科医のお二人と「手術はしたくないからケアする派」の眼科医に、本音で語っていただきました!

 

 

【切る派】

朝蔭洋子さん(右) Yoko Asakage

49歳 形成外科 千春皮フ科クリニック

「眼瞼下垂の予防には、1.目をこすらない。2.コンタクトレンズ着用時まぶたを引っ張らない。3.アイライナーはペンシルではなくパウダーを」

 

【切らない派】

杉本由佳さん(中) Yuka Sugimoto

60歳 眼科  中目黒眼科

「大切なのは顔全体のバランスです。目だけ極端に大きくすると、目頭切開、鼻を高く、涙袋の施術とエスカレートしがちなので気をつけて!」

 

【切る派】

田中亜希子さん(左) Akiko Tanaka

49歳 美容外科 あきこクリニック

「アイメイクを落とす際に、まぶたをこするのは厳禁。汚れを浮かせてするっと落とす、目元専用のクレンジング剤の使用をおすすめします」

 

 

 

保険適用での手術が可能。

美を重視したい人は自費で

 

杉本   眼瞼下垂の定義は、瞳孔から2㎜上の部分まで上まぶたが下がっていること。先天性と後天性がありますが、病気以外の要因では、加齢とハードコンタクトレンズの長期使用が圧倒的に多く、なかでも 20 年以上使っている人の約半数は眼瞼下垂になっています。朝晩のつけ外しの際にまぶたを強く引っ張ることで、挙筋腱膜が瞼板から外れたり、伸びたりしてしまうんですね。

 

田中   眉を上げて目を開くため額にシワが寄る、自分では目を見開いているつもりでも開いていないなど、いつの間にか症状が出ていることも多いです。鏡を見るときは皆さん「キメ顔」なので気づかない(笑)。

 

杉本   眼瞼下垂による肩コリや頭痛なども含め、明確な症状がある場合は病気扱いになるので、保険適用で手術が受けられます。ただ「ぱっちりとした、きれいな二重にしてほしい」となると、自由診療になってしまう。眼科医は「目を開ける」ことが第一義ですからね。私は、そういう患者さんには、美しく仕上げてくれる美容外科医を紹介しています。

 

朝蔭   眼瞼下垂の手術で難しいのは、同じもの=目がふたつあること。つまりバランスですね。患者さんによっては、片方を手術している間に反対側の筋肉が麻酔で麻痺して、ちゃんと目を開けていられない人がいるのです。そうすると当然、仕上がりも違ってしまう。そのため良心的なクリニックでは、事前に左右差が出る可能性があることをきちんと説明し、かつ1年以内の修正手術を無料で請け負うなどの対策をとっています。

 

田中   私は、まぶたのかぶさりが多い患者さんには、先に眉毛の下を切除して、たるみを取る手術をおすすめしています。また、加齢でこめかみがへこんだところにヒアルロン酸を注入すると、少しテントを張ったような効果が出てまぶたのかぶさりが改善し、目が開けやすくなります。

 

朝蔭   機能を回復させるだけでなく、見た目も美しく仕上げてあげたい。形成外科医としてのこだわりですね。

 

 

 

次回は、切る派の田中亜希子先生の“切らない”手術体験談、朝蔭洋子先生の切開式二重まぶた形成術、杉本由佳先生の日々のケア法などをご紹介します。

 

 

撮影/玉置順子(t.cube) ヘア&メイク/広瀬あつ子 イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵子

 

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