河口湖畔の高級リゾート「ふふ」の「森」をテーマにした料理に注目

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フードライター&エディター、ラジオコメンテーター。横浜生まれ。「Hanako」からスタートし、店取材を続けること20年。料理の基礎知識を身に付けたいと一念発起、27歳で渡仏。4年の滞在の間にパリ商工会議所運営のプロフェッショナル養成学校「フェランディ校」で料理を学び(…かなりの劣等生だったものの)、フランス国家調理師試験に合格。レストランはもちろん、ラーメンや丼メシ、スイーツの取材にも意欲を燃やし、身を削って(肥やして!?)食べ続ける毎日。

東京から行きやすいエリアに高級リゾートが増加中

ここ数年来、東京から2時間程度で行けるエリアに、高級リゾートが増えています。都内の高級レストランに行ってひと晩で使う予算を、自然環境や温泉でリラックスしながら、料理にも満足できる宿泊施設に使いたいという消費者の意識の変化が背景にあるのだとか。

 

なかでも注目は河口湖周辺や軽井沢。もともと別荘地として古くから人気のエリアですが、個人や会社の所有していた建物や土地がリゾート施設として生まれ変わるなど、その変貌を耳にすることが増えました。また、実際に訪れてみると、東京近郊でニッポンの自然にも親しみたいという外国人観光客の多さにも驚かされます。

 

今日は都内から抜け出して、フードライターとしての視点でみなさんおすすめしたいリゾートについて、お話させてください。

 

緑の森にそっと抱かれるような静寂に満ちたリゾート「ふふ 河口湖」

 

この10月に開業した「ふふ 河口湖」は「スモール ラグジュアリー リゾート」を謳う宿泊施設です。10年前に熱海でスタートした「ふふ」ブランドは、源泉掛け流しの露天風呂がついた全室スイートルームという贅沢な造りの施設に加え、日本の旅館ならではのおもてなしと欧米ホテルのプライバシーを重視した「RYOKANスタイル」が注目を集めました。

 

「ふふ 河口湖」は河口湖の北側に位置し、富士山に対峙する破風山の山裾にあります。目の前の雄大な富士山の姿はもちろんですが、緑の木々に抱かれるように建てられたアースカラーのシックな建物、多くの観葉植物が置かれたメインエントランス横の気持ちの良いテラスなど、「境界線のない森のリゾート」というコンセプトに頷く工夫があちらこちらに感じられます。

 

 

館内にも自然を感じさせる演出がそこここに。もともとこの地に生えていたケヤキを利用したバーカウンターやベンチ、この地の四季を切り取った写真アートなど、シンプルでスタイリッシュなインテリアの中に、この場所で育まれてきた自然が息づいています。現実に戻される文字の情報が最低限しか目に入ってこないので、館内はどこかギャラリーのような趣きも。

 

 

「木漏れ日スタイリッシュ」、「木の花コンフォート」、「梢プレシャス」といった呼び名をつけられた客室も、どこか自宅のリビングのような(といっても自宅よりはるかに素敵なのですが)くつろぎのある仕様です。木や籐の家具に始まり、オリジナルで作られたオーガニックのシャンプーやボディジェル、天然温泉のオープンエアバス(露天風呂)まで、最初に部屋を一瞥しただけでも極上の休日を予感して思わず「きゃあ」と声をあげてしまいたくなるほど。

 

私が一番、感動したのは室内でありながら、オープンエア仕様にもなるバルコニー風スペース。ソファとテーブル、オブジェのようなバイオエタノール暖炉が置かれ、昼はもちろん富士山に面した窓を大きく開けたまま、夜はスクリーンシェードを閉めて少し冷たい山の空気を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

 

またここでは「Spa by sisley」のエステが楽しめるのですが、世界で初めて、宿泊する客室でトリートメントを受けられる「インルーム ラグジュアリー スパ」が可能だということを、大きな声でお伝えしておきましょう。

 

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第13回
河口湖畔の高級リゾート「ふふ」の「森」をテーマにした料理に注目

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