2018/12/03
眠気をもたらす作用があるというCBDは、ヘルス系の話題の中でも最もホットなトレンド。NY在住のエディター・黒部エリさんに詳細をレポートしてもらいました。
麻から抽出されたCBD
いま、アメリカの健康業界最大のトレンド
深い睡眠が欲しい人や寝つきの悪い人に近頃人気を集めているのが、 CBDです。CBDとはカンナビジオ ールの略称で、麻(産業用ヘンプや大麻)に含まれる成分であるカンナビノイドのひとつ。米国ウェルネス業界で、最も大きなトレンドとなっています。このCBDは、医療用大麻とは異なるもの。医療用を含めてマリファナに含 まれているのは、テトラヒドロカンナビノール(THC)という物質で、これもカンナビノイドのひとつですが、多幸感や酩酊感を覚えるなど向精神薬作用があります。産業用ヘンプから抽出されたCBDで、THCが検出されないものはNY州で合法になっています。なお補足すると、リネン繊維やヘンプシードなどには、CBDもTHCも含まれていません。
NYでは16年に医療用大麻の使用は合法化されていますが、利用できるのはがん、パーキンソン病など特定の病気に限られ、購入には医師の処方箋が必要となります。
CBDを配合したドリンクを出すカフェ「ママチャ」ではCBDオイルを混ぜた抹茶やマカロンなどが楽しめ、「ナチュラル・エクストラクト」社のCBD製品も販売しています。
カフェ「ママチャ」の内部は、レインボーカラーに彩られ、アートも多く飾られていて、ジェネレーションZと呼ばれる20代に人気。
「 ママチャ」ではCBDを配合したマカロンなども売っていて、店内で楽しめます。
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