南米からブームの予感! 新スーパーフード「カスカラ」

プロフィール写真

料理研究家

浜田山・麹町にて料理教室「Salon de R」を主宰。女性の美と健康を考えた、おしゃれなメニューを数多く提案する。

また、「食することは人の輪なり」をモットーに、国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている。

近著に全文英訳付きレシピ本『おにぎりレシピ101』(ポット出版)がある。

みなさん、「カスカラ」ってご存知ですか?

 

カスカラは最近、スーパーフードとして、話題にのぼることが多くなってきました。私は、友人の田中桜子さんに教えてもらいました。田中さんは、長年コスタリカに住んでいらっしゃって、今はコスタリカの文化交流事業に取り組んでいます。

 

カスカラとは、コーヒーの実から種(=すなわちコーヒー豆)を取り出した後に残る果肉を乾燥させたものです。

そもそも、コーヒー豆はどのようにして作られるかというと…。コーヒーの木になる実を割って、中から種を取り出し、加工したものがコーヒー豆となります。(コーヒーの実は、「コーヒーチェリー」と呼ばれるのですが、それは、花が散った後にできる真っ赤な実が、サクランボに似ているからなのだそうです)。

 

以前は、コーヒー豆を取り出した後に残る果肉や皮は、いわばゴミと考えられ、廃棄されていました。ですから、最近まで市場に出回ることはあまりなかったのだそうです。

 

それが、最近は、果肉を乾燥させたものに、お湯を注いで「カスカラティー」(コーヒーチェリーティーとも)として楽しむのが人気になっています。

私はカスカラティーの爽やかな風味がとても気に入ったので、最近よく飲んでいるのですが、人気の理由は、その味だけではありません。実は、スーパーフードと呼ばれるくらい、カスカラには高い抗酸化力を持った成分が含まれており、素晴らしい健康効果があるそうです。

 

抗酸化力とは、細胞の老化を抑えて健康を保つ働きのこと。抗酸化力の高い食材といえば、何年か前にスーパーフードとして日本に紹介され、今やすっかり定着したアサイーがありますが、カスカラにはなんとアサイーの15倍もの抗酸化力があるといわれています。

 

カスカラティーの作り方はとても簡単。カスカラをポットに入れ、熱湯を注いだら3分待てば抽出完了。色は紅茶のような色ですが、ほんのりとベリーのような甘酸っぱい味が口の中に広がり、ハイビスカスティーを飲んでいるような爽やかさがあります。

 

とても飲みやすいお茶です。これだったら、手軽に、おいしく、スーパーフードの抗酸化作用を取れるので、とってもうれしい一品ではないでしょうか? 普通にお茶として飲む以外に、お菓子などにも使えそう! これから、使い方をいろいろ研究したいなと思っています!

この記事をシェア!

LINE

この記事をシェア!

LINE
第78回
南米からブームの予感! 新スーパーフード「カスカラ」


Fenceinbostonをもっと楽しみませんか?

Fenceinbostonはウェブサイトだけでなく、メールマガジンや、Twitterでも「とっておき」情報をお届けしています。
ぜひチェックしてください!

Fenceinboston メルマガ会員

会員だけのお得な情報もお届けします!

登録はこちら(無料)
集英社 Fenceinboston
Fenceinboston / Fenceinboston
  • コメント

    コメントを投稿する

    コメントを投稿する

    To Top