更年期に急増する「足の悩み」⑩タコ・ウオノメは足の変化のサイン

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山口健一

「爪と皮膚の診療所 形成外科・皮膚科」院長。形成外科の専門医の資格を取得した後、「爪」を突き詰めるために皮膚科・整形外科を学び、さらに靴学・フスフレーゲの専門学校で学ぶという異色の経歴。2016年、満を持して爪に特化した医療を提供すべくクリニックをオープン。自称「爪職人」

つづいて「爪皮膚の診療所」院長である山口先生にうかがうのは、足の皮膚トラブルについて。

タコができているけど痛くないから大丈夫、爪の色がおかしいけどまっ、いいか…そんなふうに放っておいては女子力が下がりっぱなしです。この夏こそ、いつまでも年齢を感じさせない素足を取り戻しましょう!

 

大きな問題となる前に。ヘンだと思ったら皮膚科を受診

 

「タコやウオノメが痛くて来院する女性も多いですね。自分で削ったり専用の絆創膏で取ったりする方もいますが、気軽に皮膚科で取ってもらったほうが明らかにきれいだし、長もちします。何より急にタコやウオノメができたのは足に何か変化が起こっているサイン。どんなことが起きているのか、専門家の見立てを聞けるはずです。原因を探すことも大切ですからね」と、山口健一先生。

 

そして女性に多いといえば水虫です。水虫だと思わずに放置していて、爪にまで感染することも少なくありません。
「実際のデータがあるのですが、日本では5人に1人が水虫です。足の爪が黄色くなったとか厚くなったということで受診して、はい爪水虫です、と診断される人もけっこういます。かゆくも痛くもないからと放っておくと、爪がなくなってしまうことも…。かかとのひび割れを放置していて、そこから水虫の菌が入りやすくなることもあります。皮膚の異常は遠慮なく皮膚科で診てもらいたいのですが、ホームページなどでその医師が何に詳しいのかをきちんと調べてから行くのが理想です」

 

足のアーチが崩れているサイン
【タコ・ウオノメ・イボ】

タコやウオノメは、思わぬ力をかけられ続けた皮膚の反応です。同じ場所に圧がかかる=構造が歪んでいるということ。タコと間違いやすいイボにも気をつけたいものです。

 

3つの違いは何?

ウオノメ

点の圧にねじれも加わることで硬い芯ができ、神経を圧迫して痛い状態

 

タコ

面の圧力がかかることで、角質の表面が硬く盛り上がる現象

 

イボ

ウイルス感染によるもの。血管を引き連れて盛り上がるので削ると出血も

 

 

できる場所でトラブルがわかる!

 

 

専門家が診ると、タコとウオノメができていることは、構造に何らかのトラブルが起きている証拠。わかりやすいのはハンマートゥなど指のタコ。上の図も代表的な例です。

 

 

次回は引き続き「皮膚トラブル」。「水虫」と「かかとのガサガサ」についてです。

 

 

イラスト/かくたりかこ 構成・原文/蓮見則子

 

 

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第10回
更年期に急増する「足の悩み」⑩タコ・ウオノメは足の変化のサイン

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