更年期に急増する「足の悩み」⑫内臓の病気ともつながりが!?「足のむくみ」

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阿保義久

「北青山Dクリニック」院長。下肢静脈瘤の日帰り根治手術を日本で初めて確立したパイオニア的存在。2000年のクリニック開設以来27,000脚以上を執刀。最先端の治療法である血管内レーザー治療の実績は年間約1,000脚。近著に『下肢静脈瘤が消えていく食事』(マキノ出版)

ここまで紹介してきた以外にも、足の気になる症状として挙げられる「足のむくみ」や「つり」。

どちらもクセになりやいので、あきらめず改善していきたいものです。ただ、足のむくみやつりには病気が潜んでいることもあるので慎重になる必要が。そのメカニズムや注意すべき点を阿保義久先生にうかがいました。

 

 

セルフケアで、ある程度予防は可能。内臓の病気が原因のことも

 

夕方になると足がむくんで靴がきつくなる、靴下をはいているとゴムの跡が残るなど、一年を通してむくみやすい女性の足。むくみに詳しい「北青山Dクリニック」の阿保義久先生にアドバイスをいただきました。
「立ち仕事の人も座りっぱなしの人も、長時間足を下に向けた姿勢のため、血液が下にたまったまま戻ってこないのがむくみのおもな原因。一日の終わり、夜に20分前後ウォーキングするのは特に効果的。外を歩くのが難しい人はラジオ体操でもいい。あとは深呼吸をして横隔膜を鍛えるのもいいですね」

 

むくみグセのある人は、いろいろなセルフケアを行っていますが、効果はどうなのでしょう?
「立ちっぱなしの人なら着圧ストッキングはいいですね。夜眠るとき用の着圧ストッキングは無意味かもしれませ
ん。リンパマッサージは一時的にはいいのですが、ご自身の体内の動力がきちんと働かないと結局またむくみます。
むくみの原因として、更年期の女性は甲状腺機能の低下を疑うほか、腎臓の機能低下など、内臓由来のむくみも
あるので調べてほしいと思います」

 

 

原因を取り除いてすっきり!
【 足のむくみ】

年齢にかかわらず、足のむくみは女性にとって気になるもののひとつ。特に更年期には甲状腺機能が低下していたり腎臓や心臓などに問題がないか、検査してもらうことが大切です。

 

〈足がむくむおもな原因〉
□立ちっぱなし・座りっぱなし
□水分&塩分のとりすぎ
□タンパク質不足
□運動不足
□筋肉量不足
□下肢静脈瘤の初期症状
□甲状腺機能の低下
□腎臓・肝臓・心臓の機能の低下
□血管やリンパ管の異常

 

 

むくむってどういうこと?

むくみとは、血管の中を流れている水分がしみ出して、本来たまってはいけないスペースにたまっている現象のこと。普通は出ていく水分と戻ってくる水分のバランスがとれていますが、何らかの原因によって起こる症状です。

 

 

次ページでは、むくみ解消法をご紹介。

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第12回
更年期に急増する「足の悩み」⑫内臓の病気ともつながりが!?「足のむくみ」

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