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閉経と女性ホルモンが教えてくれたこと

吉川千明

吉川千明

1959年生まれ

美容家、オーガニックスペシャリスト

自然や植物の力に着目し、オーガニックコスメをはじめ、スパ、漢方、食にいたるまで、ナチュラルで美しいライフスタイルを提案

オーガニックビューティの第一人者として知られる

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閉経過ぎたら「肝臓」に無理はさせない

女性は「閉経」を境に「生活習慣病」がでます。

「血圧」、「中性脂肪」の値が上がります。

「耐糖能」が下がり「糖尿病」にかかりやすくなります。

そして「肝機能」が落ち「肝機能異常」の数字が上がってきます。

「女性ホルモンのエストロゲンが落ちると病気に罹りやすくなりますよ」

お経のように習って、私がみなさんにお伝えしてきたことですが、

私自身がまさに今、身をもってこのことを体験しています。

『まさか私が?』と思っていましたが、

私もれっきとした糖尿病予備軍ですし、最近一番怖いおもいをしたのが、「肝機能の低下」。

今日は肝臓のことについて書きたいと思います。

写真は表参道のベジレストラン「ブラウンライス」で。

玄米に野菜のおかず。体に優しいホッとするランチです。よく行きます。

 

 

女性ホルモンは肝臓の健康とも連動しています

私はドクターではないので、病気のことを深く書くつもりはありません。

しかし、対馬ルリ子先生との130回に及ぶセミナーの中で学んだことと、

メノポーズカウンセラーの勉強の中で学んだこと、そして自分に起こったことで、

閉経前後の皆さまにとっても重要だと思われることをお伝えしたいと思います。

肝臓は本当に大事な臓器です。右のお乳の下に位置する大きさとしてもとても大きな臓器です。

男性と一緒の医学の中で、あまり言われてこなかったことですが、

免疫や代謝とも関連し、女性の健康全体を支えている女性ホルモンは、

「閉経」までの肝臓の健康も守っていると言えると思います。

「閉経」後は肝臓もダメージを受けやすく、「弱くなる」ということは、知っておくべきことだと思います。

写真は対馬ルリ子先生と。ハワイでも「ホルモン塾」セミナーをしました。

先生には本当にいつも助けられてきました。

 

 

そもそも、肝臓はこんなに大事 

先日、NHKの朝番組で「脂肪肝」を特集していましたね。

私も見ていましたが、たくさんの人がご覧になったのではないでしょうか。

脂肪肝から肝硬変へ、肝硬変から肝がんへ移行するリスクがあると聞けば、

みなさん『私は大丈夫かしら?』と心配されたのではないでしょうか?

肝臓は体の化学工場です。

胃腸で分解された食べ物はすべて肝臓で解毒、浄化されて使えるエネルギーとして体に回されます。

血糖の調整をし、余れば肝臓に蓄えて、血液循環の調整もしてくれます。

それをモクモクと黙ってやっているのが「肝臓」です。

こちらが気をつけてあげなければ、静かに病気も進行していきます。

太っていなくても脂肪肝のこともある。

外からはわからないのに、重要な働きをしていたのですね。

写真は、先日行った別府のスパホテル「ベネフィットフォーユー」で。

望診と言って、顔の形や様子から、体の中の状態を見る診断をしていただいているところです。

よく!当たっていました。

 

 

閉経後、ジリジリと肝機能が悪くなるのは本当です 

私は、2016年から毎年秋に大学病院の人間ドックを受けておりました。

2015年に父が亡くなってからの私の新習慣!です。

毎年必ず血液検査で印がつくのが、肝機能のγ—GTP(ガンマジーティーピー)という項目です。

肝臓のダメージを示す値なのですが、アルコールに敏感に反応しても上がる項目で、

私の周りの悪友たちは、

「大丈夫、大丈夫。私も高いから。ワインを飲んでる人はみんな高いのよ。千明さんはワインのせいだから。気にしなくていいのよ!」。

そんなものかと思っていたら、2018年、昨年の秋は、γ—GTPだけでなく、

ALT、AST、LDHと肝機能の4項目がいっぺんに正常値から飛び出して、

要注意マークがついているではありませんか。

『もしや私は肝障害?』

この3年を振り返ってよく見るとどの項目もギリギリで正常値には入っているものの、

ジリジリと毎年上がってきていたのです。

それを見ておらず安心していたのですね。

 

 

即、MRIと肝炎の検査。病名は「慢性肝機能障害」

実は、大学病院で受けた人間ドック担当のドクターからは

「治療の必要はなし。今やることはありません。」と帰されました。

しかし、『そんなはずはない』と思い、

私の主治医でホルモン塾の長年の相方さんでもある産婦人科医の対馬ルリ子先生のところに

人間ドックの血液検査を持って行き、見ていただきました。

パッと見て、即「肝炎」の検査とMRIのオーダーを書いてくださって。

私はそれを持って画像センターにMRIを取りに行きました。

画像センターの丁寧なコメントからは、

やや肥大した肝臓の画像から「慢性肝機能障害」が疑われます、脂肪肝や悪性腫、胆道系の異常はなし。

血液検査からは「肝炎はなし」、

の結果をいただき、少しホッとしましたが、

これはちゃんと治さなくてはまずいなあ。

ここはまさに肝腎要の大事な瀬戸際です。

 

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