好みの小皿に出会う楽しさ「うつわ 阿閑堂」

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旅ライター&京のおもてなしリーダー
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを経て、

集英社「エクラ」などのライターに。
3年前より京都に在住。京都検定2級。
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好みの小皿に出会う楽しさ「うつわ 阿閑堂」

 

京都の楽しみは、町歩き。目指すお寺や神社への道すがら、ふと立ち寄るお店で、思いもかけない素敵なものに出会う…そんな体験が心躍らせます。地下鉄東西線「東山駅」から、「平安神宮」を目指すとき、三条通ではなく、一筋目の路地へ入ります。そこには、人気の和菓子屋さんの工房や蕎麦屋さんなどがある、なかなか魅力的な路地なのです。その一角にあるのが、「うつわ 阿閑堂」です。

小原店組

京都には、骨董の器の店も多く、「一度は入ってみたい…でも…」と興味はあるものの、なかなか敷居が高そうで…と、躊躇なさっている方も多いよう。しかし、ここは、日常使いの小皿や豆皿をメインにした品揃えなので、1枚2000円くらいからと、手軽に骨董のお皿を求めることができます。

小原骨董皿1

お店を外から覗くと、奥行きのある店内のあるゆるところに並べられた、さまざまな器が見えます。古伊万里、九谷など、明治・大正期に作られた器や、藍の色が涼やかな染付のもの、さらに現代の人気作家の作品が、店中央の大きな机の上に山積みにされています。「作家や年代などにこだわらず、自分の感性や好みで器を選んで欲しい」という店主の中嶋清次さんの思いから、この並べ方になったそう。年代も作家も関係なく、器の山から、まるで宝探しのように、自分の感性を頼りに見つける好みの器。一期一会の骨董の器との出会い。時代を超えて、自分のもとに来てくれる歓びに感謝したくなります。 原骨董皿2

料理を引き立てる名脇役の小皿たち。小さいながら、その存在感は、なかなかのもの。食膳で、遊び心が発揮されるところでもあるのです。

ここは、京都の名料亭や人気割烹の料理人たちも常連で、よく品選びをしている姿に出会います。また、京都に来るたびに、必ず訪れ、ひとつずつ好みの器を揃える人も多いとか。

 

小皿、豆皿だけでなく、もちろん漆器やガラスの器などもいろいろ。気さくなご店主と奥様に、器のお話などを聞くのも楽しみ。京都に馴染みの骨董店がある…そう思うと、いっそう京都に行きたくなりませんか?

 

寒さが本格的になってきた京都…温かい鍋の薬味を盛る小皿など、見つけに行こうと思います。

 

 

 

うつわ 阿閑堂

京都市東山区三条通白川橋西詰北入ル大井手町102-6

☎075-752-3538

営業時間11:00~18:00 月曜休み

交通/地下鉄東西線「東山駅」徒歩1分。「平安神宮」方向の出口から、最初の路地へ。

 

 

小原誉子

ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」

 

 

 

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第4回
好みの小皿に出会う楽しさ「うつわ 阿閑堂」

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