55歳、世帯年収600万円。老後資金2300万円を18年間で貯める心得

それは……家計簿をつけることではありません。

予算を立てること

です。

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な~んだ、そんなことか。

と思ったあなた。

 

そうなんです!

〝そんなこと〟が、のちの人生(老後生活)を左右するのです。

 

T子さんの場合、まず予算を決めるのは、次の3つ。

 

①老後の生活のため毎月の貯金額を決める

②娘さんたちとのコスメやファッション雑貨といった買い物やランチ代は「レジャー費(お楽しみ費)」として考え、月に使う上限を決める

③自分の月のお小遣いをはっきり決め、それはどう自由に使ってもいいとする

 

 

そして月々のやりくりを考える際は、①~③を最初から支出に入れ、家計が赤字にならないように予算を立てるのです。

 

 

娘さんたちと使えるお金を「レジャー費」と決め、お買い物をしたりランチをしたりすれば、今までのようにレジャー費に「なんとなく」とか「とくに何も考えないで使う」というわけには行きません。

 

だってレジャーは、あくまでもレジャー。

なくなったら生きていけないようなものではないからです。

 

 

「この前はランチをしたけど、今日はお茶にしておこう」

「あともう少し待てばセールになるから、どうしても欲しいならそのときにまた来ようか」

というように工夫するようになります。

 

③の自分のお小遣いは1万円でも2万円でもいいのです、とにかく金額を決めてそれを自由に使うことは、ストレス対策になります。

例えば気分があがる素敵な日傘を買ったり、憧れの美髪のために高級ヘアケアアイテムを買ってみてもいいのです。

予算の範囲内なら。

 

 

 

 

家計の管理は簡単ではありません。

自分なりのやりくり法を見つけるには、時間もかかります。

 

 

でも面倒くさくても、自分でやるしかない。

 

なぜかというと、

誰も代わりにやってはくれない

からです。

 

 

でも知恵や工夫で貯めたお金は、老後、それまで頑張ってきた人生のご褒美として楽しめるお金になります。

お金は、予算(ルール)を守ろうと努力をする人を裏切りません。

 

前回の記事を読むと、T子さんはなんだかグズグズのお金の使い方をしている人のようにみえますが、実は老後の貯蓄にも気を配ってきた人です。

 

夫がサラリーマンを辞めて自営業になったときに、自分たちの老後のために年金保険に加入。

それぞれが65歳になったときから10年間、年に夫50万円、妻30万円の年金が支払われるプランです。

 

 

独立したばかりで夫の収入が少なく、小さな娘ふたりを育てるため専業主婦だった時でも、この年金保険だけは何が何でも払い続けようと保険料の捻出をしてきたT子さん。

家計管理の基礎体力はある方なのです。

 

 

家のローンも終わり、子育てが一段落して自分も働き始めて、ちょっと気が緩んでしまった(?)ゆえの現在の使い方を振り返りれば、「レジャー費」を使い過ぎていることに気が付くでしょう。

軌道修正は、比較的ラクにできるはずです。

そうすれば、老後資金はこれからでも十分に貯められます。

 

 

また「友達親子」は素敵な母娘関係でいいのですが、子どもの自立を阻む要因にもなりますので、注意が必要です。

 

2つの問題をはらんでしまうのです。

 

ひとつは親への依存体質。

若いころは収入が少なく、おしゃれをするにもひと苦労したという自分の経験から、子どもにねだられてつい買い与えたりしてしまうと、ずっと親に経済的に依存する体質になってしまう可能性があります。

 

もうひとつはやりくりを身につける機会を、子どもから奪ってしまうということ。

なんでも買い与えていると、ほしいものを自分のお金で買うためのやりくりを学ばせないことになり、いつまでたっても家計管理が身につきません。

自分でお金を貯めて買ったときの喜びや達成感も奪うことになります。

 

 

そしてそれが嵩じるとさらにコワイのが、、、、、

子どもが家庭を持ったとき

です。

 

 

家計管理ができないまま結婚した「オトナ」は、どうなると思いますか?

何かと親に頼る可能性が高いのです。

子ども(親にとっては孫)が生まれたりすれば、なおさら親にお金を出してもらおうとするのです。

 

例えば、、、、、

 

「七五三はレンタル衣装はいやだなぁ(=ママ、買って)」

「お友達はみんな幼児教室に通うんだって。うちも通わせたいんだけど…(=ママ、負担して)」

「ランドセルって長く使うんだから、いいものを買ってあげたい(=ママ、買って)」

などなど枚挙に、いとまはありません。

 

そのうちエスカレートして、孫の進学費用の援助までも……。

 

 

子どもと孫可愛さに、いちいち言うことをきいていたら、親の老後資金は確実に減っていきますね。

しかも親が高齢になり働けなくなると、収入は年金のみになるのです。

 

収入は年金のみに!

収入は年金のみに!

収入は年金のみに!

 

何度でもいいます。

収入は年金のみに!

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そうなるとさらに貯蓄の取り崩しに拍車がかかり、そのうち今までのような援助はしたくてもできなくなります。

 

 

自分たちの老後のためにとっておいた資金は、そもそも子どもたちに将来迷惑をかけないようにと準備してきたお金なので、使うわけには行きません。

ところが娘は、親への依存体質が抜けきらない。

 

こんなはずじゃなかったと、この先30年後に悔やむことになりかねないのです。

 

 

T子さんの場合は、まず上のお子さんに対して、少ない給料だとしても自分の結婚式や新婚生活にそなえ、お金のやりくりを教えるようお勧めしました。

 

そのうえで、親からの結婚資金の援助も限度額を決め、それを娘さんに伝えること。

そして限られた予算の中でどうしたら素敵な結婚式を挙げることができるか、知恵を絞るように話してあげることも勧めました。

 

 

私のアドバイスを受けてT子さんは

毎月の貯蓄額(老後資金)を決め、

娘たちとのレジャー費の予算を決め、

自分のお小遣いを決めました。

 

 

それを反映して未来予想年表を作成したところ、できあがった〝貯蓄予想額〟はなんと18年後には

2300万円に!!

 

※次ページでは総額2300万円となったT子さんの未来予想年表をご覧いただけます!

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第5回
55歳、世帯年収600万円。老後資金2300万円を18年間で貯める心得

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